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バジル (Basil) (学術名:Ocimum basilicum CT linalol)

 バジルは暖かく、刺激的で、それでいてバーブのような香りを持ち、不安を軽減してくれることで知られています。バジルは高リナロール含有量を持つため、身体と心の両方に多大な効能があり、額や首の後ろに塗布して不安な気持ちを和らげたりすることで知られています。バジルは肉料理やパスタ、前菜などに新鮮さ風味を与えるため、料理にも頻繁に使われ、また、肌を冷やす効能があります。バジルの香りは集中力を高めたりストレスを和らげてくれます。

使用法

  • 勉強中などにディフューザーで使用し、集中力を高めます。ストレス緩和のときにも使用できます。

  • ゼラニウムとオレンジエッセンシャルオイルと混ぜ合わせ、活気付ける香りとマッサージに使用できます。

  • 料理に加えて新鮮な風味を楽しめます。

  • ​額や首の後ろに塗布し、不安な気持ちを和らげるように使用します。

参考

  • 複数の薬剤に耐性のあるいくつかのバクテリアをバジルオイルが強力に抑制することが判明しました。(Opalchenovaet al.2003)

  • バジルとその成分リナロールがバクテリア細胞の自然発生的な変異誘発を減少させることが判明しました。(Beric et al.2008)

  • 慢性気管支炎の患者で、ローズマリー、バジル、ダグラスファー、ユーカリプタスオイルに抗酸化効果が判明しました。(Siurin 1997)

  • ​バジルオイル2種(Ocimum basilicumとOcimum gratissimum)を双方ともその芳香を付けたパウダーの形で空中散布したところ、ヨツモンマメゾウムシとその卵に対して、この2種のバジルオイルに殺虫効果があることが判明しました。(Keita et al.2001)

  • バジルオイルは、頭痛、咳、下痢、便秘、疣贅、虫、腎不全などの治療用の伝統的な薬用植物として効果的であると発表されました。バジルの効能には、食品や皮膚の細菌や臭いに対する効能も含まれているため、バジルオイルは食品、飲料、歯や口腔用製品、香水に含まれています。(インド医学研究評議会の植物化学部門が発表した2014年のレビューから)

  • International Journal of Antimicrobial Agentsに掲載された研究によると、バジルオイルはアニスやフェンネルなどの他のオイルとともに、Listeria monocytogenesやSalmonella enteriditisなどの強力な菌株に対する阻害特性を示しています。バジルオイルは、自然に有害な微生物と戦い、その成長と広がりを止めることができる安息香酸とメチルパラベンを含んでいます。S.エンテリディスは、アニス、フェンネルおよびバジルオイルの組み合わせによる阻害に特に感受性があることが判明しました。

  • The Journal of Food Protectionに掲載された2001年の報告書によれば、バジルオイルは汚染された食品中に存在する複数の危険な微生物の生育と生存を抑制するのに有効であると述べています。

直接塗布できます。

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