About doTERRA Essential Oils
エッセンシャルオイルとは、3500種類ある芳香植物の内、約200種類の芳香植物に含まれる天然の精油です。花、茎、種、根、樹脂などから抽出され、植物の有効成分を高濃度に含んでおり、それぞれの植物特有の美しく力強い香りと作用を持っています。エッセンシャルオイルは、古来さまざまな文化の中で用いられてきました。その魅力的な香りには、気分を明るくしたり落ち着かせたりといった作用があり、さらに香りだけに留まらない様々な有用性があることも分かってきています。セルフケアへの関心が高まり、伝統的な健康方が見直される時流もあって、エッセンシャルオイルの働きは再評価されつつあるのです。
ドテラのエッセンシャルオイルの多くは、低温水蒸気蒸留法で抽出されます。減圧下では液体の沸点が下がることを利用し、できるだけ低い温度で蒸留する方法です。原材料を入れた蒸留釜に水蒸気を通して成分を溶かし出し、その後蒸気を冷まして水と油(エッセンシャルオイル)に分離させます。わずかな熱にも弱い柑橘系オイルは、温度管理に気を配った低温圧搾法(コールドプレス)で、果皮から成分を搾り出します。ごく一部のオイルを除き、アルコールなどの溶剤は使いません。抽出の際に重要なのは、温度と圧力、時間を厳密に管理することです。エッセンシャルオイルの香りや成分はとてもデリケートで、ほんの少しの違いでも変化してしまうものなのです。ドテラでは、それぞれの植物にもっとも適した状態で成分を抽出することで、魅力的な香りや成分の有用性を損なわずに上質なエッセンシャルオイルを生み出しています。
ドテラでは、全ての製品にCPTGという独自の品質基準を設けることで、安定して高品質な製品をお届けしています。CPTG基準をクリアするには、まず原材料の質が非常に重要です。同じ品種でも、産地や収穫年などの違いによって成分が大きく変わってしまうことがあるのです。産地や品種、部位を選び抜き、最適なタイミングで収穫することで、有用性の高い成分をより高い濃度で抽出できます。そのため、ドテラの技術者は研究を重ね、世界各地の生産者と協力しあって原材料供給のネットワークを張り巡らせています。原材料と同じく大切なのが、品質管理です。ドテラではCPTG品質基準に基づいた検査を全ての製品で生産ロットごとに実施しています。増量剤などの添加物や農薬などの残留物、不純物が含まれていないか、適切な量の有用成分が含まれているかどうかなどを厳しくチェックし、高品質の製品を安定して生産できるように努めているのです。
ドテラのエッセンシャルオイルは60kg以上の植物からラベンダーは1kgしか取れません。また、約460gの純粋なジャスミンオイルを生産する場合は、日本円で40万円ほどかかります。このように純粋なエッセンシャルオイルを作るには非常にコストが掛かるのです。ドテラではエッセンシャルオイルの化学的実験が行われていて、様々な作用と効果が明らかになってきています。これらの結果は100%純粋なエッセンシャルオイルでしか得られないものでした。ドテラのエッセンシャルオイルは皮膚や組織を通過し、血管やリンパ管に入り、血流に乗って全身に巡り、20分以内に全身に影響を与え、栄養素と同じように代謝されます。そして汗や排泄物とともに排出され、副作用もほとんどありません。また、ドテラの純粋なエッセンシャルオイルの香りが与える影響についても研究が進み、睡眠障害や記憶力の向上、ストレスを緩和する事による美容や健康、免疫力の向上など、様々な結果が報告されています。このように、エッセンシャルオイルは人体に影響を与えるため、ドテラでは非常に厳しい原材料や原材料の育つ土地の検査はもちろん、作られた製品の検査を実施し、高い基準を満たす品質を保つための努力を行っているのです。