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エッセンシャルオイルを使う前に

 エッセンシャルオイルを健康に役立てるためには正しい生活習慣と食生活をすることが大切です。特に妊娠している方や乳幼児、生活習慣病、てんかん、抗生物質やその他の薬を使用している方は医師や専門家と相談し使用してください。エッセンシャルオイルは病気の治療を目的とするものではありません。記載されている効能は、化学的に実証されていないものがあります。心身の状態がすぐれないときや病気の際は、エッセンシャルオイルを治療目的に使用せず、すみやかに医師の診察を受けるようにしてください。エッセンシャルオイルには光毒性のあるものがあり、柑橘系のエッセンシャルオイルを肌に塗布して外出することはシミやクスミの原因となることがあります。目や刺激に弱い箇所への塗布はしないでください。敏感肌の方はココナッツオイル、ホホバオイル、グレープシードオイルなどのキャリアオイルで薄め、パッチテストをしてから使用してください。(例として、大さじ1杯のキャリアオイルに1滴のエッセンシャルオイルをよくかき混ぜる。腕の内側などに塗り、24~48時間程放置しかゆみや炎症、アレルギー反応がないか調べる。刺激が強い場合やかゆみ、炎症が出た場合はキャリアオイルで幹部をよく洗い、ご使用を避けてください。異常ない場合は濃度を少しずつ上げてもいいでしょう。)

 エッセンシャルオイルの使用で注意することは、エッセンシャルオイルも化学物質であることを認識し、化学物質が作用するには特定の状況と、作用される化学物質とその効果を理解することです。簡単に言うと、肌荒れができたとして、その原因が分からないまま、肌に良いと言われているエッセンシャルオイルを塗布してもその効果を期待できないということです。肌荒れがなぜ起こっているのか、それが乾燥からなのか、細菌によるものなのか、それともアレルギーやアトピーの症状なのかなど、その状況に応じて使用するエッセンシャルオイルも変わって来るからです。症状を科学的に診断できなければ治療するのは非常に難しくなります。間違った使用は病状を悪化させる原因となることもあります。病気の際はエッセンシャルオイルを治療目的に使用せずに医師に掛かるようお勧めしています。

 病状を正確に理解してエッセンシャルオイルを使用するなら、それに含まれている化学物質による効果を期待することができます。事実、エッセンシャルオイルに含まれる成分や化学物質の臨床試験での効果やその仕組みなど、多くの研究による発表がなされています。同じエッセンシャルオイルでもその原材料の収穫された場所や土壌、気候や季節、またそのオイルの抽出方法によって含まれる化学物質の量に差が現れます。農薬を使用した土壌では収穫物に農薬の化学物質が含まれることがあるため、ドテラでは農薬を使用せずに収穫された原材料を使用し、製品のロットごとに厳しい検査を行い、製品に期待されているクオリティーの化学物質を含んでいるかどうかもチェックしています。エッセンシャルオイルを使用する際には信用できるエッセンシャルオイルを選ぶことも重要です。​ 

 

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