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ジンジャー (Ginger) (学術名:Zingiber officinale)

 ドテラのジンジャーエッセンシャルオイルは、マダガスカルの新鮮なジンジャーの根茎から抽出されます。多くのアジアの料理の原材料の特徴で、ジンジャーも料理に使われると刺激的で強い香りを持っています。西洋の風習では、ジンジャーはお菓子に最もよく使われます。摂取することで最もよく知られているのは、消化機能を補助し、消化不良や吐き気を納めます。また気持ちを落ち着かせるためのアロマとしても使用されます。

使用法

  • 車で長距離を移動する際、ディフューズしたり手のひらに落として香りを嗅ぐといいでしょう。

  • 下腹部に塗布してマッサージに使用できます。

  • ​料理やお菓子に使用できます。

​参考

  • ジンジャーパウダーのサプリメントにより、関節炎患者の痛みと腫れが減り、筋肉疾患による痛みが治ることが判明しました。(Srivastava et al.1992)

  • 重度の関節炎を誘発させたラットにオイゲノールとジンジャーのオイルを経口投与すると手足の関節の腫れが減ることが判明しました。(Sharma et al.1994)

  • 婦人科の外科手術を受けた女性に治験でジンジャーの根を摂取させたところ、プラシボの場合と比べ、吐き気を催した人の数が減りました。ジンジャーの根は吐き気止めであるメトクロプラミドとほぼ同じ結果を示しました。(Bone et al.1990)

  • 婦人科の大手術を受ける1時間前にジンジャーの根を摂取させると対照実験の場合と比べ、吐き気と嘔吐の発生するが減りました。(Nanthakomon et al.2006)

  • 妊娠中の女性にジンジャーの根を経口投与すると、対照実験の場合と比べて吐き気が軽くなって、嘔吐の頻度も減りました。(Vutyavanich et al.2001)

  • the Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacologyに掲載された2015年の研究では、ラットのジンジャーエッセンシャルオイルの胃保護作用を評価しました。エタノールを用いてWistarラットに胃潰瘍を誘発させる実験で、ジンジャーエッセンシャルオイルで処理したラットは潰瘍を85%阻害しました。試験では、エッセンシャルオイルの経口投与後に、胃壁の壊死、侵食および出血などのエタノール誘導病変が顕著に減少したことが示されました。

  • Evidence-Based Complimentary and Alternative Medicineで掲載された科学的レビューでは、外科手術後のストレスおよび吐き気を軽減するためのエッセンシャルオイルの有効性を評価しました。ジンジャーエッセンシャルオイルを吸入すると、吐き気や手術後の吐き気を軽減する薬剤の必要性を減らすのに効果的でした。ジンジャーエッセンシャルオイルはまた、限られた時間の間鎮痛作用を示し、手術直後に痛みを和らげるのに役立ちました。

  • Indian Journal of Physiology and Pharmacologyに掲載された2013年の研究では、ショウガのエッセンシャルオイルには抗酸化作用と抗炎症作用と抗侵害受容作用があると結論づけられました。ジンジャーエッセンシャルオイルで1ヶ月間処理した後、マウスの血液中の酵素レベルが上昇しました。この投与量はまた、フリーラジカルを除去し、急性炎症を顕著に減少させました。

  • the University of Maryland Medical Centerによると、いくつかの研究で、ショウガはコレステロールを低下させ、血液の凝固を防ぎ、血管が閉塞して心臓発作や脳卒中を引き起こす心臓病の治療に役立つことを示唆しています。

  • 漢方医学、生体分子と臨床の側面によると、ジンジャーエッセンシャルオイルは年齢に関連する酸化ストレスマーカーを減らし、酸化的損傷を軽減することができます。ジンジャー抽出物で処理すると、脂質過酸化が減少しました。これは、フリーラジカルが脂質から電子を奪い、損傷を引き起こしたからです。このショウガのエッセンシャルオイルはフリーラジカルのもたらす損傷を攻撃します。また別の研究では、ラットにショウガを与えたときに、組織への血液供給に制限がある虚血によって誘発される酸化的ストレスによる腎臓の損傷が少ないことが示されました​。最近の研究では、ジンジャーエッセンシャルオイルの抗癌活性に焦点が当てられています。これは、ジンジャーオイルの2つの成分である[6] - ジゲロールおよびゼルンボンの抗酸化活性に関連しています。研究によれば、これらの強力な成分は、癌細胞の酸化を抑制することができ、膵臓、肺、腎臓および皮膚を含む様々な癌において、タンパク質受容体であるCXCR4を抑制するのに有効でした。ジンジャーエッセンシャルオイルは、特にジンゲロールを治療に使用する場合、マウスの皮膚における腫瘍促進を阻害することも報告されているので、天然の癌治療物質として働く可能性があることが示唆されました。

  • the University of Georgiaで行われた研究では、1日当りのジンジャーサプリメントが運動誘発筋肉痛を74人の参加者で25%減少させました。ジンジャーオイルは、炎症に関連する痛みのある患者に投与された場合にも有効で、the University of Maryland Medical Centerによると、変形性関節症患者261人が1日2回ショウガ抽出物を服用した場合、偽薬投与群に比べて痛みが少なく、鎮痛薬の必要量も少なくなったことが明らかになりました。

  • ジンジャーエッセンシャルオイルの抗酸化能と肝保護作用のために、Journal of Agricultural and Food Chemistryに掲載された研究は、肝硬変および肝臓癌に関連するアルコール性脂肪肝疾患に対する有効性を測定しました。この処理では、生姜エッセンシャルオイルをアルコール性脂肪肝疾患のマウスに毎日4週間投与した結果、治療が肝保護活性を有することを見出しました。アルコール投与後、代謝物の量が増加し、その後、処置群においてレベルが回復しました。

敏感肌の方はココナッツオイルで薄めて塗布してください。

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