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シナモンバーク (Cinnamon Bark) (学術名:Cinnamomum zeylanicum)

 シナモンは熱帯地方の常緑樹で約13mに成長する木から精製され、強い香りの樹皮と葉、花を持ちます。樹皮から抽出され、シナモンオイルは健康的な代謝機能を補助し、健全な免疫機能を促進することで、季節に伴う病に備えさせてくれます。高シンナムアルデヒド含有のため、ココナッツオイルで薄めて肌に塗布し、摂取する際は1~2滴だけで十分でしょう。シナモンは特に口腔洗浄やガムに使われます。シナモンは料理に用いられてきた長い歴史があり、デザートや前菜、暖かい飲み物に加えることができます。

使用法

  • ソフトカプセルに2滴ほど入れ服用することで健康的な免疫機能を促進します。

  • 暖かい飲み物に1滴のシナモンを落とし飲用することで喉の痛みを抑える効果があります。

  • 2~3滴をスプレーボトルの水に落とし、効果的で即効性のある清浄スプレーに。

  • 水に1滴落としうがいすることで、口内を清潔に保つために使用します。

  • ​ココナッツオイルで薄め、暖める効果のある、マッサージを風邪や関節炎の時に使用できます。

参考

  • シナモン、タイム、クローブのエッセンシャルオイルが気道の病原体のいくつかに対して抗バクテリア効果を示しました。(Fabio et al.2007)

  • シナモンオイルは、2種類の有害な口腔細菌に対して、強烈な抗微生物作用を発揮します。(Filoche et al.2005)

  • 14種類のエッセンシャルオイルをテストしたところ、よく見られる呼吸系の病原体に対して、シナモン・バーク、レモングラス、タイムのオイルが最も強い効果を示しました。(Inoue et al2001)

  • 月桂樹、シナモン、クローブのオイルが、黄色ブドウ糖球菌のアルファ毒素と腸毒素Aの生成を減少させました。(Smith-Palmer et al.2004)

  • 9種類のオイルをテストしたところ、毒素を生成する2種類の真菌に対して、クローブ、シナモン、オレガノ、メイスのオイルに抑制作用が見られました。(Juglal et al.2002)

  •  シナモン、タイム、オレガノ、クミンのオイルがアスペルギルス属真菌によるアフラトクシン生成を抑制しました。(Tantaoui-Elaraki et at.1994)

  • シナモン・バークのオイルとシナモン・アルデヒドの蒸気は気道で真菌症を引き起こす真菌に対して効果がありました。(Singh et al.1995)

  • シナモンオイルの経口投与は糖尿病KK-Ayマウスの血糖値を大幅に低下させることが判明しました。(Ping et al.2010)

  • シナモンオイルは有害な2種類の口腔細菌に対して強力な抗菌作用を示しました。(Filoche et al.2010)

  • the Department of Pharmacology and Toxicology at Kyung Hee University in Koreaが行った2011年の研究では、シナモンオイルのメタノール抽出物の70%が酸化ストレスに対抗して免疫機能を増強するのに非常に有用な抗酸化活性を有することが判明しました。

  • 研究者によると、世界で最も人気のある26種類のハーブと薬用スパイスのうち、シナモンは抗酸化物質のレベルで1位にランクされています。(2005年https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16190627)

  • 研究者は、シナモンの健康上の利点は、樹皮、エッセンシャルオイル、スパイスの形態、またはその特殊なフェノール化合物、フラボノイドおよび抗酸化物質の形態で得られると結論付けています。これらの化合物はシナモンを地球上で最も有益なスパイスの一つにし、抗酸化、抗炎症、抗糖尿病、抗菌、免疫増強、潜在的な癌および心疾患予防能力を与えます。(2010年https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20924865)

ココナッツオイルで薄めて塗布してください。

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