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カシア (Cassia) (学術名:Cinnamomum cassia)

 カシアはシナモンの近種で、強く刺激的な香りは、エッセンシャルオイルのブレンドにごく少量使われることがあります。カシアはその多くの健康面の益のために何千年も使われてきました。旧約聖書の中に出てくる数少ないエッセンシャルオイルの一つでもあり、その明瞭な芳香と平静を与える特質が記載されています。カシアは身体を暖めるために使われるオイルでもあり、また摂取することで免疫機能を高める助けをします。その暖める効果と刺激的な香りのために、寒い時期にはディフューズに使われる優れたオイルです。抗腐食効果があるため、皮膚に塗布する時はココナッツオイルで薄めて使うのが良いでしょう。カシアを適切に薄めたものは、皮膚を滑らかにしてくれます。料理にも使え、シナモンの代わりにも使用できます。

使用法

  • 柑橘系のオイルと混ぜたり、クローブとジンジャーと混ぜて秋と冬の季節にディフューズします。

  • ソフトカプセルに1~2滴入れて服用することで免疫機能を高めます。

  • ココナッツオイルと適量混ぜ合わせ、幹部を暖めるためのマッサージに使用します。

  • レモンオイルと一緒に水に落とし飲用することで消化機能と代謝機能を高めます。

ココナッツオイルで薄めて塗布してください。

使用法

  • 柑橘系のオイルと混ぜたり、クローブとジンジャーと混ぜて秋と冬の季節にディフューズします。

  • ソフトカプセルに1~2滴入れて服用することで免疫機能を高めます。

  • ココナッツオイルと適量混ぜ合わせ、幹部を暖めるためのマッサージに使用します。

  • レモンオイルと一緒に水に落とし飲用することで消化機能と代謝機能を高めます。

​参考

  • ジャーナル・オブ・アドバンスト・ファーマシューティカル・テクノロジー・アンド・リサーチ( the Journal of Advanced Pharmaceutical Technology & Research)に掲載された研究では、カシアオイルの活性成分を試験し、シンナムアルデヒド(cinnamaldehyde)と呼ばれる化合物は炎症を引き起こす因子を阻害するだけでなく、活性化した抗炎症メディエーターをも阻害することを見出しました。カシアオイルは関節炎の症状を緩和するだけでなく、すべての身体機能とシステムに影響を与えます。​

  • American Journal of Chinese Medicineに掲載された研究では、オイルと純粋なシンナムアルデヒド(カシアにその香りを与える有機化合物)が、細菌の増殖を阻害するのに同等に有効であることが判明しました。この研究では、Staphylococcus aureus、E.coli、Enterobacter aerogenes、Proteus vulgaris、Pseudomonas aeruginosa、Vibrio choleraeおよびSamonella typhymuriumプラス菌、酵母菌(カンジダ属4種)、カビおよび皮膚糸状菌を含む細菌に対するカシアの効力を確認しました。これらは、カシアオイルが、危険な感染から身体を保護する抗菌剤および抗細菌剤として役立つことを証明しています。

  • 2003年の研究では、糖尿病ラットにおける肝臓の解糖系および糖生成酵素に対するカシア花抽出物の効果に対する研究が行われ、30日間の処理後、血中グルコース、グリコシル化ヘモグロビンおよびグルコース生成酵素は減少し、血漿インスリン、ヘモグロビンおよびヘキソキナーゼ活性は増加しました。この研究は、カシア花抽出物が2型糖尿病の治療に使用される処方薬であるグリベンクラミドと同様に有効であると結論付けられ、さらなる研究が必要とされました。

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