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​オレガノ (Oregano) (学術名:Origanum vulgare)

 オレガノは最も効力のある強力なエッセンシャルオイルの一つで、何世紀にもわたり伝統的に使用されてきました。主な化学物質はカルバクロールで、摂取すると抗酸化効果をもたらします。高フェノール含有のため、オレガノを吸引、ディフューズするときには特に注意が必要です。1~2滴落とす程度でいいでしょう。オレガノを肌に塗布する時はココナッツオイルなどのキャリアオイルで薄めて使用することをお勧めします。毎日1滴を摂取することで健康的な免疫機能を高めてくれます。状態に応じて免疫機能を助けるために摂取する回数を増やすこともできます。またオレガノは人気のあるクッキングスパイスで、摂取することで消化機能や呼吸機能も高めてくれます。オレガノは他のエッセンシャルオイルと混ぜ合わせることで有用性を高めてくれます。

使用法

  • ソフトカプセルに1~2滴入れて服用することで健康な免疫機能と消化機能、呼吸機能を助けてくれます。

  • ​スプレーボトルに水30ccに10滴のオレガノを入れ、表面などを洗浄するのに使用します。

参考

  • オレガノエッセンシャルオイルによるMRSA抑制が見られました。(Nostro et.al.2004) 

  • 抗生物質に耐性を持つ菌株の大腸菌、肺炎杵菌、ピロリ菌を殺すことが判明しました。(Preuss et.al.2005)

  • オレガノエッセンシャルオイルの蒸気には、毛瘡白癬菌に対して殺菌効果がありました。(Inoue et.al2006)

  • 9種類のオイルをテストしたところ、クローブ、シナモン、オレガノ、メイスのオイルが毒素を生成する2種類の真菌を抑制しました。(Juglal et.al.2002)

  • カンジダ菌に感染させたマウスに、オリガナムオイルかカルバクロールで薄めたオリーブオイルを食べさせたところ、30日後の生存率が80%で、感染したマウスにオリーブオイルだけを食べさせたところ10日後に全滅しました。(Manohar et.al.2001)

  • シナモン、タイム、オレガノ、クミンのオイルはアスペルギルス属真菌によるアフラトクシン生成を抑制しました。(Tantaoui-Elaraki et.al.1994)

  • プラストシスティス属の寄生虫感染テストで陽性であった11人の患者に対してオレガノエッセンシャルオイルを経口投与したところ、7人の胃腸の症状が改善し、8人でこの寄生虫が消えました。(Force et.al.2000)

  • ​成長を遅らせた豚にオレガノの葉と花に冷搾オレガノオイルを掛けたものを栄養補助剤として食べさせたところ、栄養補助剤を与えられなかった対象グループの豚と比べて成長が早くなり、死亡率が低下し、免疫細胞の数や化合物が増えました。(Walter et.al.2004)

  • Journal of Medicinal Foodは、オレガノオイルの5種類の細菌に対する抗菌活性を評価した研究を発表しました。オレガノオイルの抗菌特性を評価した後、それは有害な細菌の5種すべてに対して顕著な抗菌特性を示した。興味深いことに、最も高い活性が大腸菌(E. Coli)に対して観察されました。これは、オレガノオイルが胃腸の健康を促進し、致命的な食中毒を予防するために日常的に使用されるべきであることを示唆しています。パキスタンの研究者は、同様の結果に加えて、様々なタイプの癌細胞を殺すオレガノオイルの能力を証明することをRevista Brasileira de Farmacognosia誌に発表しました。

  • 何百もの研究が、オレガノオイルが有害な抗生物質の代わりに多くの健康上の懸念のために使用できるという事実を確認しています。引用した研究の残りの部分は、オレガノが単なる抗生物質ではないという事実を支持しています。オレガノは究極の天然抗生物質です。

  • European Review for Medical and Pharmacological Sciencesの研究は、オレガノオイルには卓越したフェノールをそれ自身に持っており、ラットのメトトレキセート毒性から保護するため、カルバクロールは、世界で最も危険な薬物の副作用を予防することが示されました。

  • 同様に、オランダの研究者らは、オレガノオイルが経口鉄療法中に大腸で細菌の過増殖およびコロニー形成を防ぐこともできることを示しています。鉄欠乏性貧血を治療するために使用される経口鉄療法は、下痢、便秘、胸やけ、嘔吐のような一連の胃腸の問題があります。

ココナッツオイルで薄めて塗布してください。

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