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ウインターグリーン (Wintergreen) (学術名:Gaultheria procumbens)

 ウインターグリーン エッセンシャルオイルは針葉樹類の低木から抽出されます。主に含まれている化学物質はサリチル酸メリルで、その滑らかにする特質から、特別なクリームやマッサージ用のクリームに使われます。事実、世界でもウインターグリーンと樺だけがサリチル酸メリルを含んでいる植物です。その芳香のために、飴や歯磨き粉、ガムにわずかなウインターグリーンが使われています。ディフューザーで使用するときには、気持ちをリフレッシュしたり高めたりする香りを持っています。ドテラのウインターグリーンはネパールの田舎で、その地域の人々によって栽培され、その地域の所有する精製所で抽出されていて、このプロセスはその地域の経済を高める機会を作り出しています。

使用法

  • ウインターグリーンは皮膚に塗布すると暖める効果と皮膚を滑らかにする効果があります。皮膚の状態に合わせて少量をココナッツオイルで薄めて使用してください。運動などの後のマッサージにも使用します。

  • 滑らかな肌のために、浴槽のお湯に1~2滴落として使用します。

  • ​ディフューザーで気持ちをリフレッシュしたり高めたいときに使用します。

参考

  • ラットのロイコトリエンC4を抑制し、エタノールで誘発させた胃の損傷から胃を保護する作用が鎖ルチル酸メチルにあることが判明しました。(Trautmannet al.1991)

  •  the College of Pharmacy and Health Sciences at Long Island Universityで行われた研究では、典型的な軟膏基剤およびいくつかの市販製品からのサリチル酸メチルが、痛みに関して異なった働きをすることが判明しました。より濃縮された形態(純粋なウィンターグリーンオイル)はさらに高い効果をもたらすことが分りました。

  •  the Department of Pharmacology at Medical University of Lodz in Polandで行われた研究では、ウィンターグリーンの乾燥葉抽出物を試験し、生物活性抗酸化物質の源としての有効性を評価しました。体系的な活動試験や植物化学的プロファイリングを通じて、フェノール系、プロシアニジン系、フェノール系などの抗炎症剤が高レベルで発見されました。中程度のレベルのフラボノイド抗酸化物質も見出されました。

  • 包括的研究により、プロシアニジンA型三量体、ケルセチン3-O-グルクロニド、カフェオイルキナ酸の異性体およびエピカテキンが主要な成分である35種類のポリフェノールの同定がもたらされました。

  • 他の研究では、炎症反応を減少させ、感染、腫脹および痛みを再発させることにおけるウィンターグリーンの利点を確認しました。 the University of Toulouse in Franceの研究者によって発表された2014年の報告書によれば、ゴルシュヘリア抽出物の主成分であるメチルサリチル酸(MeSA)は植物組織中で代謝され、微生物病原体に対する植物免疫を誘発するサルチル酸、植物ホルモンを生成します。結果は、ウィンターグリーンによる酵素誘導による防御処置、および炎症、感染の減少を示しました。感染組織の蛍光測定により、ウィンターグリーンは病原体の発育を著しく減少(60%)しました。

敏感肌の方はココナッツオイルで薄めて使用してください。

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